コーヒー抽出はドリップ式が最終形
1. 水またはお湯を使う
全ての淹れ方で共通しています。
2. 浸漬式の特徴
浸け置き式です。器具は色々。サイフォン、コーヒープレス、クレバードリップ…。
ポイントは、
水またはお湯とコーヒーを同じ容器に入れたままにしておく方式は全て浸漬式です。
水に溶けたコーヒー液とコーヒー豆(粉)の浸透圧が同じになれば抽出は終わってしまいます。つまり、豆の量に対して濃度が低い。
- 癖がなく飲みやすい
- 時間と量と温度を同じにすれば誰でも同じ味が出せる
- 飽和状態になると抽出は終わる
3. 透過式の特徴
透過式は浸漬式の欠点である飽和状態を作らないように、少しずつお湯を加えて、少しずつ抽出していきます。浸漬式の発展型とも言えます。フィルターとしては、紙や布、金属ネットなど様々ありますが、浸透と抽出を同時に行います。(かなり細かく挽いて短時間で透過するのがエスプレッソです。)
- ボディー感が強く旨味のある味わい
- 注湯の調節が難しく、同じ味を作るには鍛錬が必要
豊かな風味を追求するなら透過式でしょう。
※ フィルターで漉す。
紙、布、セラミック、金属ネット、色々。重要なのは目の荒さ。
- 目が細かいと抽出に時間がかかり、荒いと速くなります。
- 豆の挽きの荒さと、フィルターの目の大きさの組み合わせで選びます。
- 荒すぎると薄いコーヒー、細かすぎると目詰まりして抽出が止まってしまいます。
最初の注湯から完了まで3分程度で抽出します。(エスプレッソは微粉・高温抽出なので20秒で完了)
こちらも参照してください。
以上の理由で味がいいのは透過式で布フィルター。